美しい髪のために、髪や頭皮ケアに熱心に取り組む方は多いでしょう。ですが、それだけではまだまだ美髪への道のりは遠いのです。このシリーズでは、美髪を育む近道となる「基本の“き”」をご紹介。

本質的に美しい髪には、身体の内側から健やかになることが鍵となります。第1回目は、髪と深くリンクしている“食”について。

日ごろの食生活で、ヘアスタイルがうまく決まる?!

自分でセットしてみると、ヘアスタイルがうまく決まらない…ついこの前、カットしたばかりなのに“なぜ?”と思うことがあるのでは?多くの方は“カットラインが変わった” “スタイリングが下手だから”だと考えがちですが、それだけが原因ではありません! “髪がパサつきやすくなった” “今までにないうねりが出てきた”などの髪質の変化により、ヘアスタイルがうまく決まらないことがあるのです。

髪質の変化の原因は?

TWIGGY.さん
「サロンに来店されたお客さまで、急に髪質が変わる方がチラホラいます。そういったお客さまに話しを聞くと、 “忙しい時期が続いて、食事をきちんと取っていなかった” “一時期動物性のものばかり食べてしまい、バランスが偏っていた“とか…、食生活の乱れが原因だと思う方が多くいらっしゃいました。

でもほとんどの方は、食生活が原因だとは気づいていない。忘れがちですが、髪は1日0.3~0.4ミリ単位で伸びていて、毛先は数か月前に生えてきたもの。きっと数か月前の食生活が、髪質に変化をもたらすとは考えないのでは?」

髪質が変化する原因は、カラーやパーマによるダメージから日々の生活習慣まで、さまざまです。そしてときに、過去の“食生活”が原因になることも…。

乱れた食生活は、頭皮環境と髪にも影響を与える

TWIGGY.さん
「なぜ“食生活”の乱れが、髪質に変化を与えると思いますか?乱れた食生活が続いた場合、腸内環境は悪化し、便秘・免疫低下など身体のあらゆる部分に影響がでてきますよね。それは肌も同じ。添加物たっぷりのジャンクフードばかり食べていると、肌が乾燥したり、吹き出物ができたりと、コンディションが変わりますよね。“食生活”が肌に影響を与えるということは、気づかぬうちに頭皮環境にも影響が出ているということです」

腸内環境が乱れると、身体全体の循環が滞り、末端の頭皮にまで栄養が行き渡りません。そうした状況が続くと、徐々に頭皮のうるおいバランスが崩れ、髪がパサついたり、ツヤがなくなったりするなどの髪質の変化が起きてくるのです。

“食生活”が、美髪を育む土台となる

TWIGGY.さん
「髪質の変化に気づかずにいた場合、最終的には、髪がうすくなる・抜けるなどのトラブルにつながることも…。そうなると、本来の元気な髪を取り戻すにはとても時間がかかります。まずは、日ごろから腸内環境を良好にし、元気で美しい髪を育む準備をすることが大切です」

日々のライフスタイルが、美髪を育むことにつながっているのですね!それでは、健やかな頭皮と髪を育むために、“食生活”において気を付けるポイントはなんでしょう。

TWIGGY.さん
「まず肉・魚・野菜などの食材をバランスよく摂取すること。次に、添加物の多い食事は腸内環境を悪化させます。腸内の善玉菌*を増やすために、できるだけ無添加の食品、また土の中の微生物のちからをたっぷりと吸収した無農薬の食材を摂取することも重要です。

最後に、腸内環境はストレスや心身の不調にも左右されます。 “美味しく・楽しく・健康に”をモットーにした食生活を送ることが、健やかな頭皮と美髪を育むポイントですね」

髪質の変化によりヘアスタイルがうまくまとまらない場合、スタイリング剤やケア方法を見直すだけでは、根本的な解決には至りません!まずは、日頃の食生活を見直し、身体の内側からきれいになることが大切です。

バランスのよい食生活を続け、健やかな心と身体・美髪を育んでいきませんか?

注釈 善玉菌:悪玉菌の増殖を抑え、腸内環境を整える働きをする。善玉菌の増加により、代謝・免疫力がUPし、身体に必要なエネルギーをつくりだすことができる。

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