かゆみやニオイなどの頭皮トラブル、パサつきやうねりなどの髪質の変化は、頭皮の固さ(=血行不良)が主な原因。10・20年と年齢を重ねても丈夫で美しい髪を育むには、まず日ごろのライフスタイルを整え、頭皮の血の巡りを良くすることが大切です。

今回は、頭皮の血行不良につながる原因のひとつ、“睡眠不足”をピックアップ!TWIGGY.のスパリストがさまざまなお客さまを施術し、頭皮や髪の悩みをヒヤリングする中で、睡眠が原因だろうな…と感じることがあるのだそう。

頭皮の固さ(=血行不良)につながる原因。思い当たる節がある方は多いのでは?

case.1 自分では気づきにくい頭皮不調のサイン

スパリスト 渡邉さん

「スパに来てくださるお客さまにお話を伺うと、忙しさやストレスが原因で、睡眠不足や睡眠の質が低下している方は多いですね。睡眠不足が続くと頭皮の血行不良が起こり、頭皮がうっすらと赤くなっていきます。しかし自分では頭皮をまじまじと見ることができないので、不調のサインに気づきません。“最近、頭皮のニオイが気になる” “なんか頭が重い”という理由でスパに訪れ、私たちスパリストと話をしていくうちに、意外にも睡眠不足が不調の原因だった…と見えてくるのです。もし頭皮の不調に気づかず放っておいたら、数か月後にパサつき・うねりなどの髪質の変化が起き、数年後には細毛・うす毛といったトラブルにもつながります」

case.2 睡眠不足は頭皮のうるおいバランスも崩す?!

スパリスト 木村さん

「定期的に来てくださっているお客さまの中で、いつもとは違う頭皮の固さがあったり、頭皮の赤みが表れていたりする方に話を伺うと、睡眠について悩みを抱えている方がいらっしゃいます。一般的に睡眠は、細胞を修復する成長ホルモンが出る時間。そのため、寝不足だと元気がでず、身体がだるくなりますよね。それは頭皮も同じ。寝不足が続くと、日中につかった脳の疲労が回復されず、さらに紫外線や乾燥で受けた頭皮ダメージも修復されない状態になるため、頭皮は血行不良を引き起こすだけでなく、うるおいバランスまで崩しかねないのです。もちろん頭皮の不調は、栄養の偏りや季節による要因などあらゆるものが関係しますが、睡眠不足が大きな原因となることは確かですね!」

人間にとって、とても大切な“睡眠”。スパリストの木村さんが紹介してくれたように、睡眠は成長ホルモンを分泌し、疲労などを回復する時間。それにプラスして、身体と心がリラックスする副交感神経が優位になる時間でもあります。人間は、昼に活発になる交感神経と夜に活発になる副交感神経という自律神経のバランスで、内臓の代謝や血流をコントロールしています。もし自律神経のバランスが崩れたら、睡眠の質が悪くなるだけでなく、身体のあらゆるところに不調が起きてくるのです。

質のよい睡眠で、髪と頭皮…身体も健やかに

スパリスト 渡邉さん

「質のよい睡眠をとることで、成長ホルモンが適度に分泌されて、健やかな頭皮環境と丈夫で美しい髪が育まれていきます。また自律神経のバランスが整い、頭皮の血の巡りを促す効果も◎ 寝つきが悪かったり夜中に何度も目が覚めてしまったりする方は、適度な運動や入浴、食生活に気をつけてみて! またヘアサロンで定期的にヘッドマッサージをするのも、頭皮の筋肉がほぐれ自律神経を整えることにつながるでしょう。もし夜眠れないときは、決して“寝ないと!”と焦らず、いったん目をつむってみてください。それだけでも、頭と身体は休息モードになり、副交感神経へのスイッチにつながりますよ♪」

丈夫で美しい髪を生みだすためには、頭皮と髪のケアに取り組むだけでなく、まずは良質な睡眠を取り身体を健やかに保つことが大切。日ごろのライフスタイルを整え、健やかな身体と美しい髪を育みませんか?

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ヘアスタイルで遊べるのは、丈夫で美しい髪と健やかな頭皮環境があってこそ。「TWIGGY. spa」では、 熟練のスパリストによりお客さまの頭皮の状態やライフスタイルに合わせたメニューを提案し、頭皮本来のちからを守りながら健やかな髪を育んでいきます。お客さまが10年先も変わらずにヘアスタイルを楽しめるよう、頭皮と髪の環境を底上げし、本質的な美しさへと導きます。

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