オープン当初からTWIGGY. は、1960年代のロンドンカルチャーをベースに、旅やアートなどの多様なジャンルをインスピレーションの源とし、さまざまなヘアデザインをクリエイションしてきました。固定概念に捉われない独自のヘアデザインには、自由でありながらも、一貫して変わらない軸が存在しています。

『TWIGGY. style』では、サロンスタッフの個性が際立つヘアデザインを紹介。それぞれのヘアデザインに隠された、TWIGGY.の変わらない軸とは…? 第4回目は、佐藤楽の作品です。

Monochrome/ dancer: Akiyoshi Nito. Taeko Machida photo: Ryota Chiba Make: Megumi music: Sota Ishigaki
Neon color/ dancer: Akiyoshi Nito. Ako Yasuoka photo: Rina Sasaki music: Sota Ishigaki

Planless /Meaningless

「いつも作品撮りをするときは、何を表現したいか…どんな意味を込めるか…頭の中で考えてから、カタチにすることがほとんど。ふとしたときに、深く考えて作品をつくりあげる方が簡単かもと感じたんです。だから今回は新しいチャレンジをしてみたくて、自分が“今”感じるものを直観的に表現してみました」(楽)

「振り返ると、モノクロとネオンカラーの作品は、相反する表現だと感じます。まずは色…“無彩色と有彩色”。次に空間…“広いと狭い”。そして全体の世界観は、“シンプルと繁雑”。撮影した時期が違うので、そのときの気分や感情が真逆だったのかもしれません」(楽)

Dance

「被写体がダンサーさんの場合、ヘアや衣装・空間などの世界観に合わせて動きが変化しますよね。美しい動きのときもあれば、ミステリアスな雰囲気のときもあり…、一瞬一瞬で表現が違う。そんなダンサーさんの動きの変化で、ヘアの見え方が変わり、自分の想像を超える作品に仕上がることも…。そんな瞬間に出会うと、ダンサーさんと作品をつくることの面白さを改めて感じ、これからも一緒に新しいチャレンジしていきたいなと思いますね」(楽)

Hair

「モノクロは、余分なものを削ぎ落したシンプルなマッシュ。一方ネオンカラーは、ヘアに蛍光塗料を塗布し、バランス感を見て、エクステや眼鏡などの小物を足しました。モノクロが“引き算”の表現であれば、ネオンカラーは“足し算”の表現ですね」(楽)

Item

「モノクロのヘアは、地毛ではなく切りっぱなしのウィッグを使用。マットな質感を出すために、ワックスやハードミストを使い、毛先に束感を出しています。ネオンカラーのレディースは、ジェルで全体にツヤ感を出しました。トリートメントを馴染ませたエクステをつけ、三つ編みに。メンズヘアは、ワックスを使いアウトラインをセット。フロントラインはハードミストでキープしています」(楽)

profile

佐藤 楽 (Raku Sato)

2014年にTWIGGY.入社。サロンワークに加え、ダンサーやミュージシャンのヘアを担当。
近年ではCo. Un Yamada「コスモス」「ボディガーデン」にヘアとして参加し、自由な表現を日々 模索している。サロンワークでは、わりと背中が丸まりがち…。そんな姿を見かけた際は、良い 姿勢のお声がけをして頂けると嬉しいです。

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