木漏れ日が降り注ぐ階段を上がり、アンティークのドアを開けてカフェに入ると、大きな窓から自然光が差し込んできます。そんな心地のよい空間で提供するのは、素材の味を活かした繊細な味付け、食感のアクセントを追求した、一つのジャンルにこだわらないオリジナルの料理。ビーガンやオーガニックを言い訳にしない、心と身体が満足するような食べ応えのあるメニューを提案しています。とくに日替わりで提供される “TODAY’S SPECIAL”は、こだわり抜いた旬の食材をふんだんに盛り込んだイチオシメニューとなっています。

TWIGGY. WebZineでは、“TODAY’S SPECIAL”メニューをシェフのコメントと合わせてご紹介。第2回目は、シェフ・尾崎彰信が提案する「チキンスパイスカレー」「メキシカンプレート」「真鯛の漬け丼」です。

チキンスパイスカレー
メキシカンプレート

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本日のメニューは、定番の“メキシカンプレート” “真鯛の漬け丼”に加え、チキンとパクチーを煮込んだ“チキンスパイスカレー”。7月に入り、暑さだけでなく高い湿度に夏バテ気味の方も多いと思います。食欲をそそりつつ、免疫力の向上や疲労回復を促進するメニューを提案してみました。

1品目の“チキンスパイスカレー”は、チキンとパクチーを煮込んだスパイスカレー。パクチーの風味が少し苦手な方や食わず嫌いの方にも食べやすいように、煮込む段階でパクチーを加えてみました。ご存じの方も多いでしょうが、パクチーは安価で栄養価が高い食材。殺菌能力が高く、免疫力の向上にも効果があり、さらに血糖値やコレステロールを下げる働きもあります。身体の健康を保つには、腸の働きを整えることが何よりも大切。腸さえ整っていれば、風邪を引きにくい身体となり、例え体調を崩しても回復しやすい傾向になります。スーパーフードではないものの、栄養価がとても高いパクチーを食べて、身体の内側から元気になってほしいと思い、メニューを考案してみました。

約10種類のスパイスを使用
パクチーは風味を残すため、最後にIN

2品目の“メキシカンプレート”は、夏場になると必ず登場する定番メニュー。メキシコではよく食べられている“カーニタス”をメインに4種類の料理をプレートにしています。“カーニタス”は、豚肉とトマトをスパイスでトロトロになるまで煮込んだ料理。豚肉の余分な脂を落としつつ、トマトと一緒に煮込むことで旨味が凝縮され、夏場でも食べやすくなっています。
メキシコは暑い土地柄、スパイスを使用した料理がほとんど。インド料理とは違い、柑橘系をアクセントに使うことで、さっぱりとした味わいに仕上がります。食欲増進や疲労回復にもつながるメキシコ料理、ぜひ今の時期に食べてほしい1品です。

3品目の“真鯛の漬け丼”は、冷やし茶漬け付き。僕が担当している曜日では、お肉だけでなく魚をメインにつかったメニューを提案し、メニューのバリエーションを豊富にしています。今の気分に合わせて、メニューをチョイスしてみてください♪

chef

尾崎 彰信(Akinobu Ozaki)

1979年生まれ。2005年からロンドンに移住し、飲食店や仲卸の仕事にて経験を積む。2010年にイビザに居住し、本場のパエリアを学び帰国。出張やプライベートシェフで活躍する傍ら、飲食店の立ち上げやメニュー開発にも携わる。2017年にTWIGGY. cafeに参加し、現在は水曜日~日曜日を担当している。

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